琥珀は、およそ5,000万年前の樹木の樹脂が化石化した地上最古の自然の芸術品です。
花や木の葉、昆虫類などをその中に包み込んでおり、
その神秘的な輝きは古代ギリシア時代より金と等しい値打ちで尊ばれ、貴婦人の装身具の最高峰に支持されてきました。
ヨーロッパでは「幸福の石」「人魚の涙」などと呼ばれ、琥珀にまつわる多くの伝説や神話が残っています。
また、東洋においても、仏典の中の七宝の一つに数えられています。
そのようにして古代から洋の東西を問わず、琥珀を求めてやまない人類の歴史が展開されてきたのです。

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